出会いがあり、別れがあり、心痛めながらも、やがて人は顔を上げる。
つかの間のすれ違いを含めれば、誰もが毎日たくさんの人と出会っている。
言葉も交わさず通り過ぎてしまう人、何かのきっかけで会話を交わすようになる人・・・。
無数の接点の中、ほんの僅か一握りが「知り合い」と呼べる人に変わり、
さらにその一握りが「友人」と呼べる人に、さらにほんの一握り1人か2人に「恋心」を抱く。
そして別れが訪れる。
出会いと同じように、別れもまた同じ数だけ繰り返していく。
どんな形であれ別れを経験しない人などいない。
この映画を観るのは2度目。いつかもう一度観たいと思っていた。
いい映画=2度3度観たい映画、だとは決して限らない。
けれどこの映画には惹きつける何かがあった。
キーワードは思い出と記憶。観終えた時、最初に見た時と何一つ変わらない感動が残った。
出会いがあり、別れがあり、心痛めながらも人は顔を上げる。
何故ならそこには「明日」という希望が待っているから。
★★★★★(★★★★★が最高)
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