今年見た映画は全部で193本。
だいたい例年通りか。
ほとんどレンタルばかり。
スクリーンに足を運ぼうと思う映画が少なかったかな。
1位と2位以外は、あまり順位関係ないかも。
10位
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2014-07-02)
売り上げランキング: 2,092
10位
キングレコード (2014-04-11)
売り上げランキング: 10,009
9位
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2013-12-04)
売り上げランキング: 26,073
8位
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン (2014-11-26)
売り上げランキング: 1,595
7位
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン (2015-02-04)
売り上げランキング: 11,382
6位
キングレコード (2014-01-22)
売り上げランキング: 10,296
5位
グレッグ・キイズ クリストファー・ノーラン ジョナサン・ノーラン
竹書房
売り上げランキング: 3,862
4位
バップ (2004-12-22)
売り上げランキング: 66,335
3位
(2014-06-17)
売り上げランキング: 177
2位
Happinet(SB)(D) (2013-05-02)
売り上げランキング: 108,010
そして1位は・・・
TCエンタテインメント (2014-11-14)
売り上げランキング: 14,355
ちなみに次点は、「チチを撮りに」「ラッシュ/プライド」「永遠の0」「ラビット・ホール」とか。
ワーナー・ホーム・ビデオ (2005-06-10)
売り上げランキング: 48,585
なるほど、こういう映画だったか。
先日「ビフォア・ミッドナイト」観て、
あらためて前2作品を見ようと思い立った。
この映画は、およそ20年振りに観たことになる。
夜が明けるまでのたった一晩の物語。
列車で出会った2人が、途中下車したウィーンで交わす
多くの会話で2時間が成り立っている。
この後、いったん別れ、再会し(ビフォア・サンセット)、
再び別れて、やがて一緒になる。(ビフォア・ミッドナイト)
未来の何も分からずに、町を彷徨い歩く若々しい二人に
そっと教えてあげたい。
君たちは結ばれ、二人の女の子の親になるんだよと。
・・・・・
二人が別れた後、朝焼けに照らされるウィーンの町並み。
二人が立ち寄ったさまざまな場所が映し出される。
けれどもう、そこに二人はいない。
それがやけに切なかった。
★★★★(星5つが満点)
ワーナー・ホーム・ビデオ (2014-07-02)
売り上げランキング: 1,053
サンライズ、サンセットときて、ミッドナイト。
大好きな作品、大好きな2人、イーサンとジュリー。
会話が中心の映画なので、見る人によっては退屈かもしれないが
美しいギリシャの風景の中で交わされる、夫婦の深く濃い対話が
「誰かと共に生きる」というのはこういうことなんだと教えてくれる。
この映画のテーマのすべてを、ある会話がとてもよく表わしていた。
それは、セリーヌから「もうあなたを愛してない」と
言われた後のジェシーの言葉。
本気なのか・・・?
僕は関係を良くしたい
君を無条件で愛する
君は美しいよ
80歳になってもきっと最高のケツだ
そう言ってずっと君を笑わせていたい
いつも君の文句に耐えているんだよ
僕が犬のように必ず君の元に戻ると
思っていたら大間違いだ
でも真実の愛を求めるならここにある
完璧じゃないかもしれないが本物の愛だ
君にそれが分からないようなら・・・僕は諦める
この会話の後の展開がラストシーンへと繋がるわけだが、
これらがまた微笑ましくて胸がきゅんとなる。
素敵な場面にため息がこぼれた。
最初に見た「Before Sunrise」から20年、
この映画とともに生きてこれたことに幸せを感じている。
イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー、
そしてリチャード・リンクレイター監督。
このシリーズが彼らのライフワークなってくれることを祈る。
★★★★(星5つが満点)